12月21日(木)に、ヤングケアラー研修会を開催しました。
第一回のこの日は、静岡市子ども未来局、青少年育成課こども若者相談センター 副主幹の海野様をお迎えし、静岡市のヤングケアラー支援についてご説明していただき、また、及び質疑応答にもご対応いただきました。
ヤングケアラーの実態や支援が必要な理由、そして地域の大人に何ができるかについて詳しくお話しいただきました。
当社協が作成したパンフレットは、実態調査の結果やヤングケアラーたちが何を求めているのか、また「ん?なにか悩みや問題を抱えているのかな?」と気に留めたい具体的なサインを知ることができるように作成しています。ぜひ、お手にとってご一読いただければと思います。当サイトにもPDFでダウンロードできるようになっておりますのでご活用ください。
質疑応答でも海野様が回答されていましたが、もし気になる点があったら、「子ども・若者相談センター」にお問い合わせいただければと思います。相談者のプライバシーは守られたうえで、その情報を下に、行政がアクションを起こすことができます。
また、子どもたちは、知らない大人に声をかけられたら逃げる/通報する、などの身を守る方法の訓練を小学校で受けています。ですので、地域の人はますます声をかけにくいという懸念も、質疑応答で聞こえました。
だからこそ、地域の大人は、子供にとって「知らない大人」にならないようにしたいものです。まずは挨拶から!登下校でよく見かける人だな、よく、おはよう・おかえり、って声をかけてくれるな、、、そんな近所の大人になるのが、はじめの一歩ではないでしょうか。
何でもかんでも相談するわけにはいかない、そうは言っても、声を掛けるのは難しい、そんな状況や葛藤も当然あるかと思います。そんなときは、まずは付かず離れず見守ってあげてください。皆様のそんな小さな気遣い、心遣いこそが、子どもを守るうえで最も大切です。
今後も、研修会や情報交換会など適宜開催していければと思います。皆で、「川原ならではの見守り」を確立していきましょう。
ー
Comments